ワクチンマスタ管理では、現在国内で実施されているワクチンの一覧が表示されております。
一部、過去の履歴登録用に設定されているものもあります。
クリニックでお取り扱いされているワクチンを選択し、受付についての詳細設定を、行っていただく必要があります。
①予約サイトでのワクチンの並び順を表しています。
ドラッグ&ドロップで並び順を入れ替えることができ、「並び順保存」をクリックすると現在の並び順が保存されます。
②「状態」欄に表示された「停止中」もしくは「実施中」の表示が、現在医療機関でのワクチンのお取り扱い状況を表しています。「停止中」の場合は割込予約、WEB予約ともに予約を一切受け付けません。
③WEB予約の受付状態を表しています。受付期間を設定することで、特定の期間でのみWEB予約を受け付けることができます。また、WEB予約の可/不可を切り替えることができ、WEB予約不可に設定すると該当ワクチンは割込予約等の医療機関側での予約しかできないように制限することができます。
受付期間やWEB予約可/不可の設定は、⑤の編集から行えます。
④予約制限数にワクチンの在庫数を入力することで、在庫が無くなった場合に、自動的に予約が取れないように設定することが可能です。
予約制限数についての詳細は、こちらの記事をご参照ください。
⑤「編集」をクリックして、お取り扱い状況/受付期間などを設定します。
クリックすると、下記の【編集】画面に進みます。
①ワクチン名の補足テキストを設定します。
この項目に入力されたテキストは予約サイトの予約一覧にて、ワクチン名の続きに表示されます。助成についてなど、分かりやすく明示しておく必要のある案内やルール等を記載いただくと便利です。
※予約一覧以外で予約中に表示されるワクチン名には、補足テキストは表示されません。
また、接種履歴に補足テキストは記録されませんので、ご注意ください
④予防接種ごとに、受付するかしないかを設定します。
「実施」を選択することにより、予約可能ワクチンとして認識されます。
⑤ワクチンの接種可能な年齢を設定します。
設定した年齢や学年の範囲内の患者のみ予約を受け付けます。
年齢に「0歳0か月」と入力すると、上限や下限の制限無しになります。
⑥対象年齢の目安を設定します。
接種仕損じたお子様のご予約など柔軟に対応する必要があるため、
この期間は、予約フローにおいて制限はされませんが、オススメの接種期間として予約受付画面に表示されます。
⑦定期接種か、任意接種を選択します。
定期接種を選択すると、その下の定期接種期間を設定していただくことができます。
⑧ ⑦で定期接種を選択した場合、接種可能な対象年齢を設定します。
対象年齢外の患者様が予約を試みた場合、アラートが表示されます。
※アラートは表示されますが、敢えて予約されるご意思である場合もありますので、予約の受付は可能としています。
⑨年齢別のワクチン容量を設定していただくことができます。
集計や予約詳細で確認できる接種量は、ここで設定した値が基準となります。
⑩ワクチンについての説明文を設定します。
予約サイトのワクチン一覧やワクチン選択後のポップアップに、入力された説明文が表示されます。
⑪同時接種予約を受け付けるかどうかを設定します。
「受け付ける」に設定すると、WEB予約時に同時接種ワクチンが選択できるようになります。
⑫同時接種できるワクチンを設定します。
同時接種できるワクチンを特定のワクチンのみに限定したい場合は、「追加」から限定したいワクチンを設定します。一つも設定されていない場合は、受付中のすべてのワクチンが同時接種可能となります。
同時接種設定についての詳細は、こちらの記事もご参照ください。
⑬分割接種のルール(完了回数・次回接種までの期間)を設定できます。
ただし、ヒブと小児肺炎球菌は1回目の接種年齢によるルール決めがあるため、現状、デフォルトで設定したルールのみで受付していただくことになります。
・1日は、「中1日」と定義
・1週間は、「中6日」と定義
・1ヶ月は、翌月の同日までを1ヶ月と定義
・1年は、翌年の同月日までを1年と定義
・週、月などの単位であっても、「より」は
その日の翌月から、「未満」は前日として
日単位で処理します。
年齢の計算方法は、民法の加齢ルール(誕生日の前日に加齢)に一致しています。
3/31に学年が繰り上がります。
1学年は4/2生まれから翌年4/1生まれまでです。
詳しい操作方法はこちらの動画をご覧ください。