予約制限数を年齢別ワクチン投与量と連携させる(予約制限消費数の設定)

予約制限数を年齢別ワクチン投与量と連携させる(予約制限消費数の設定)

インフルエンザワクチンのように年齢によって(3歳未満0.25ml、3歳以上0.5mlなど)投与量が異なり、ワクチンマスタの「予約制限数」=「予約者1人」でカウントすると、予約可能な人数に大きな差が出てしまうワクチンの場合、ワクチンマスタで「予約制限消費数」の設定を行うことで調整が可能です。

ワクチンマスタ「予約制限数」に数を設定すると、予約が1人入るごとに1ずつカウントダウンされ「0」になると自動的に予約を完全ストップする機能がございます。

しかし、3歳未満であれば2人予約可能、3歳以上だと1人分しか予約できないといった場合、単純に3歳以上でも1ずつカウントすると数が合わなくなるワクチンでは、ワクチンマスタから「予約制限消費数」の設定も必要になります。


【利用方法・解説】

該当ワクチンの「ワクチンマスタ」-「年齢別ml」の画面に「予約制限消費数」という項目があり、0.25mlには「1」を割り当て、0.5mlの投与量には「2」を割り当て設定すると、0.25mlの投与量である年齢の患者が予約をすると、予約制限数から「1」カウントダウン、0.5mlの投与量である年齢の患者が予約をすると予約制限数から「2」カウントダウンされるようになります。


この設定を行った場合の「予約制限数」の初期設定は、もし全員が「0.25ml」の患者だった場合の最大予約可能な人数を設定してください。例えば、全員が0.25mlの患者であれば最大100人、全員0.5mlの患者であれば50人が最大予約可能数である25mlが入庫予定数であるとすれば、「100人」を設定してください。

投与量に関係なく、全体で50人の予約をひとまず行うという場合は、「予約制限消費数」は投与量に関係なく、すべて「1」に設定したままにしてください。

※デフォルトではすべて「1」になっていますので、1人予約すれば1人予約制限数がカウントダウンされます。


デフォルトの設定はこの図ようになっております。

当設定は少し複雑なため、設定にご不安な時はお気軽にサポートへご連絡をお願いいたします。